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2010年08月 アーカイブ

熱射病に気をつけよう

熱射病は、厚着をしたり、通風の悪い衣類をつけ、高温多湿で通風の悪い所で運動や労働をすると起こりやすいものです。


神経過敏になり、ものがかすんで見えたり、皮ふが乾いて(発汗しなくなる)40℃以上の高熟が出るのが主な症状です。


重くなると、意識がぼんやりし、けいれんを起こし、人事不省になります。


人によっては、このような症状を起こす数時間前、また時には数日前から、倦怠感めまい、頭痛を感じたり、発汗が極めて少ないか、全くないという自覚症状を訴える場合もあります。


熱射病を起こすと生命にかかわる場合が多く、ただちに医師の診察を必要としますが、医師の来るまでに次の手当てをしなければなりません。


1.患者をただちに冷たい場所に移す。冷房してある部屋が一番よい。


2.衣類を全部脱がす。


3.全身をぬれたシーツで包むか、冷水でぬらし続けながら、扇風機の風を当て、身体からの水の蒸発を促進する(身体を冷やす方法)。


あるいは、アルコールを含ませたスポンジで全身を拭き続けたり、冷水シャワーを浴びせ続けるなど、あらゆる手段で身体を早く冷やす努力をする。


さらに手足を心臓の方向にマッサージする。


4.大体5分位の間隔で体温を計り、38.5℃以下になった時は、身体を冷やすことを中止し、患者に薄いものをかけて安静にする。


冷しすぎるとショックを起こすことがあります。


5.さらに5分ごとに体温を計り、もしまた上昇してきたら、前述の冷却を開始する。

熱射病に気をつけよう 2

熱射病を予防するには、運動または労働をする際に、冷たい食塩水(水1リットル当たりに食塩1gと砂糖20gを溶かしたもの)を15~20分ごとに飲むほか、気温の非常に高い場合には、次の点に注意します。


・緊急でない仕事はなるべく延期する。


・働く人の数を増やして1人当たりの労働量を少なくする。


・重要な仕事や困難な仕事は、早朝または夕方、あるいは夜中にするように調整する。


・仕事場の通風をよくするよう工夫する。


・休憩する場所は仕事場の近くにつくり、温度を大体24℃位に調節する。


・ぬれた肌着を脱いで、皮ふを乾いたタオルで拭いてから休憩室に入る。


・少し大きめの木綿の肌着を着用する。


・温帯地方から来たばかりの場合、または休暇や病気で長く休んだ人が職場に復帰したようなときは、はじめの2週間位は労働時間を少しずつ増やすようにする。


・充分な睡眠時間とバランスのとれた食事をとる。


1日に200mgのビタミンCを飲むと予防によいという報告があります。


このビタミンCの量は、大体3個のオレンジまたはオレンジジュースを300cc位とることで補給されるでしょう。


葉のある野菜を30秒位ゆでたものでも、私たちが食事の時に食べる量でかなり補えます。


錠剤で補ってももちろん結構です。

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