熱射病に気をつけよう
熱射病は、厚着をしたり、通風の悪い衣類をつけ、高温多湿で通風の悪い所で運動や労働をすると起こりやすいものです。
神経過敏になり、ものがかすんで見えたり、皮ふが乾いて(発汗しなくなる)40℃以上の高熟が出るのが主な症状です。
重くなると、意識がぼんやりし、けいれんを起こし、人事不省になります。
人によっては、このような症状を起こす数時間前、また時には数日前から、倦怠感めまい、頭痛を感じたり、発汗が極めて少ないか、全くないという自覚症状を訴える場合もあります。
熱射病を起こすと生命にかかわる場合が多く、ただちに医師の診察を必要としますが、医師の来るまでに次の手当てをしなければなりません。
1.患者をただちに冷たい場所に移す。冷房してある部屋が一番よい。
2.衣類を全部脱がす。
3.全身をぬれたシーツで包むか、冷水でぬらし続けながら、扇風機の風を当て、身体からの水の蒸発を促進する(身体を冷やす方法)。
あるいは、アルコールを含ませたスポンジで全身を拭き続けたり、冷水シャワーを浴びせ続けるなど、あらゆる手段で身体を早く冷やす努力をする。
さらに手足を心臓の方向にマッサージする。
4.大体5分位の間隔で体温を計り、38.5℃以下になった時は、身体を冷やすことを中止し、患者に薄いものをかけて安静にする。
冷しすぎるとショックを起こすことがあります。
5.さらに5分ごとに体温を計り、もしまた上昇してきたら、前述の冷却を開始する。