海外の医療情報 3
自分で動けない患者を航空機に乗せる場合、航空会社側に、また時によると患者が出国する手続きにも、いろいろな制限規定がありますから、患者の移送は出来るだけ早目に準備するようにします。
航空機による患者の輸送が必要と思われる時は、その詳細を現地の航空会社の代理店と、出来れば日本領事館を通して相談します。
このような場合に予め備えて、ふだん方策を考えておくと、いざという時に混乱を防げると思います。
そして、飲料水の問題。
開発途上国では、たとえ水道管で供給される水でも、また今までの水質検査の結果"安全に飲める"といわれている水でも、自分達の手で安全に飲める処理をするのが原則です。
開発途上国で行われた数多くの水質検査の結果は、同一水源(水道水でも井戸水でも)を繰り返し検査をすると、今日は安全、明日は危険、またはある季節は安全、他の季節は危険というようなことが少しもめずらしくありません。