大乗仏教の興起
『青白蓮華ひ喩経』には・・・
「なお、青蓮華、紅赤白蓮華の水に生じ、水に長じ、水の上に出でて水に著せざるが如く、是の如く如来は、世間に生じ、世間に長じ、世間の行を出でて世間の法に著せず」
・・・と出世間の境地が述べられています。
ガンダーラでつくられた釈迦像では、すでに蓮台の上に立ち、バハールハットの遺跡にある吉祥天の像は蓮台上に座り、両手に蓮華の花をかざしています。
大乗仏教の興起とともに、菩薩像も蓮台や蓮華の花をもつようになり、聖観音菩薩像はこのうちの代表的なものです。
チベットの仏教徒は、蓮華手菩薩に未来の極楽往生を祈るときは、「オーン・マニ・パドメー・フーン」という真語を唱えていますが・・・
これは「おお、蓮華上の摩尼珠よ」という意味です。
これを口に唱えるばかりでなく、紙や布片に記して持ち歩き、また石や木片に刻んで路端にたてて身の安全をはかっています。
創価学会 仏壇などを持っている方なら、このような話は興味深いのではないでしょうか。